美容師を辞めたいと思ったことがある、思ってはいるがその先どうなるか不安で辞めるか決められないとお悩みではありませんか?
美容室を変えても過酷な労働条件はほとんどの場合変わらないため、美容師の多くは美容業界を離れて違う職を選んでしまいます。
美容師の仕事は好きだけど、美容に対して行き止まりを感じていませんか?「美容師を辞める」ではなく、同じ美容師でも労働条件や環境の違う「海外で美容師を続ける」という選択肢を考えてはみませんか?
この記事では、転職以外の選択肢である「海外(アメリカ)で美容師を続ける」を選んだ場合、どのように日本の美容歴を活かして、続けることができるのか説明していきたいと思います。
日本とアメリカの美容師の環境の違い
手荒れがひどくて続けることができない・人間関係に疲れてしまった・労働時間が長くしんどい・休日もろくに休めなくてストレスがたまるだけ等々、美容師を辞めたくなる理由は様々だと思いますが、美容師を辞めたくなる日本の美容師とアメリカの美容師の現状を簡単に比較しておきます。
日本の美容師の現状
①人間関係に疲れる
②長時間労働でしんどい
③休日も休めない
④給料が安い
アメリカの美容師の現状
①個人主義で同僚に気を使うことは少ない(椅子貸しの個人契約をしている美容師も多いのも要因の一つ)
②労働基準法の規制に違反すると裁判沙汰になるので、日本のようには働かせられない
③仕事とプライベートは別、休みの日は休み
④安給のところもあるが、上を望めば月収1000万以上の美容師にもなれる
日本人ならアメリカ進出は難しくない
言葉も違う、文化も違う、人種も様々なアメリカで、出直しするなんで難しいと思うかもしれませんが、こんな厳しい環境の中でも美容が好きで頑張れている日本の美容師さんにしたらそこまで難しいことではないと思います。頑張ったら頑張っただけ、結果が出せるのがアメリカです。どうせなら目標を大きく持ちませんか?
美容師を辞めずに、アメリカで美容師を続けるには?
では、アメリカで美容師も悪くないかもと思ったところで、実際にアメリカで美容師を続けるために必要なものを説明していきたいと思います。
アメリカで働くには就労ビザが必要
まずは、アメリカで美容師として働くためには、就労ビザが必要になりますが、美容師の場合アーティストビザと呼ばれるものが適しています。このアーティストビザを取るためには、幾つかの条件が必要になりますが、重要なのは美容のクレジット(経歴)が必要です。
アーティストビザは証明が必要
経歴と言っても、何年美容師をやっているというのではなく、雑誌に作品が取り上げられている、コンテストで賞を取っている、芸能人のヘアを担当し他ことがあるなど、エンターテイメント性のあるクレジットが必要になります。
これらの履歴を証明できるよう、賞状や写真、雑誌のコピーなどを提出することになります。美容師を辞めたいとお考えで、このようなクレジットをお持ちの方は、エージェントを通してアーティストビザの取得に向けて頑張りましょう。
美容師としてのクレジットがないという人は?
・クレジットを稼ぐしかない
雑誌に載るとか、芸能人を担当するというのが難しい人は、まずたくさんコンテストに参加して、何かしらの賞を受賞することに専念してください。コンテストの規模は問いません。とにかく最低でも2・3くらいのコンテストで賞を取っているとアーティストビザの取得の可能性が高まります。
・学生ビザで美容学校に行く
学生ビザで留学して学校へ行き、免許取得後に、OPT(トレーニング期間)を利用してアメリカの美容室でビザをサポートしてくれそうな美容室を探すという手もあります。
美容室側もせっかくサポートしても直ぐに辞められては困るという理由から、サポートをしてくれるところが少ないのも現状ですので、不安のある方は、アメリカにあるエージェントを利用して、美容室を紹介してもらうのをお勧めします。
アメリカ美容師エージェントBeauty Academy LAに問い合わせる
アメリカで美容師として働くにはコスメトロジーライセンスが必要
クレジットがないのでアーティストビザは取れない、美容学校に通う必要もないとなるとかなり難しくなります。
ソーシャルセキュリティーナンバーがないと美容免許が取れない
アメリカの美容室で働くには、カリフォルニアの美容師免許を持っていることが第一条件になります。この美容免許(コスメトロジーライセンス)を取るためには、たとえ日本で美容の免許を持っていても試験を受けなければなりません。さらに、試験を受けるためには、SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)日本でいうマイナンバーのようなものがないと受けられません。
前もって対処を知らないと悪循環に陥る
アメリカで美容学校に通うつもりの方は、学校を終了した段階で、SSNの代わりになるITINというものが取得でき試験を受けることができますが、そうでないとなると試験が受けられないので、免許が取れない、免許がないので、雇ってもらえないという悪循環が発生します。この悪循環で、結局時間を無駄にするよりは、日本で少し辛抱してクレジットを稼ぐことをお勧めします。
まとめ
日本で美容師として働いているけどストレスで苦しく、他の業界に転職したいと思っている方はアメリカで美容師として働いてみませんか?日本の美容師より圧倒的に良い待遇を受けることができます。
私たちBeauty Academy LAでは、アメリカで美容師になりたい方に対して総合的なサポートを行っているのでご気軽にお問い合わせください。
無料相談受付中!LineアカウントID:『@jp-usa』まで。